電動歯ブラシを今から選びますっていう方には，まず何より使ってみることを勧めます．なので，パナソニック，オムロン，フィリップス，ブラウン辺りが主要メーカーなので，名前で選んでもよいとは思う．これらのうち，パナとオムロンが国産，他の２つが外資系なんだけど，今の時代海外のメーカーだって，それなりに国内でちゃんとしたサービス提供するから，そこはあんまり気にしなくてもいいだろう．あ，でも国内経済に貢献しましょうって意味では，国産選びもいいよね．
結論
結論からすると，上にも書いたようにそれぞれのメーカーがいい商品を出しているので，自分が普段使っているようなメーカーで選ぶのがいいと思うんだけれども，色々と検討した結果，「駆動時間が長くて，充電時間が短くて済み，ヘッドは丸形で小さいもの，となると駆動方式は回転式のもの」が良いのではないかと思い，おすすめします．以下，いくつか検討点をご紹介しますね．
駆動方式
駆動方式には大きく分けて，音波振動方式と回転式があります．ブラシの部分の形状ともつながっていて，音波振動式は大体が普通の歯ブラシ型．回転式は丸いヘッドをしていることが多いと思います．これについては，それぞれだと思います．が，回転式の丸く小さいヘッドは，奥歯を磨いたり，それぞれの歯の形状に合わせて磨きやすかったりするので，私はこちらを選んでいます．
充電時間・駆動時間
家で使うにしても，駆動時間と充電時間とは気になるところです．出張が多く，持ち歩くという方は尚更気になるところですね．使ってみないことには，どのくらいの長さが欲しいのかっていうのは，分かりにくいところなんですよね．実際，各メーカーのスペックも結構幅があります．
例えば，価格.comの現状での売れ筋上位５機種で比べてみても，フル充電時間で１～48時間，連続稼働時間で10～90分ぐらいの幅があります．
これについては，毎日使って常に充電器に挿しておける状態にあるという方と，どこかに度々出かけて，帰ってきたときに充電しようという方とでは変わってくるのかなと思います．もちろん，充電器を持って歩くことが苦でない方にはそんなに問題じゃないことかもしれません．
IoT関連
IoTはInternet of Things，つまりあらゆるモノをネットにつないで連携させる機能について示していることが多い語ですが，電動歯ブラシの場合，スマホに専用のアプリを入れて連携させ，磨き残しとかその履歴とかを表示させてくれる機能があるモデルが今のところ出ています．歯ブラシの側にセンサーが入っていて，動かし方なんかでわかるようです．結構まめな方は，こういうのを表示してチェックして，自分自身の磨き方改善につなげてみるっていうのもいいですよね．
↑ のジーニアスXがAIが毎日の歯磨きを管理してくれます．
スマートフォンの専用アプリとつなげることで、AIやモーションセンサーが歯の磨き具合をリアルタイムでガイド。また、丸型のブラシが歯を包みこみ高速回転するため、歯垢もしっかりとこすりとってくれる。
ゲーテ
あとは，お子さん用に，AR（拡張現実）でゲーム感覚で歯磨きのでいる「ブラッシュモンスター」という商品もお勧めです．
![[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/310aa768.5c7ec136.310aa769.ed334472/?me_id=1412626&item_id=10199358&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fokajima0202%2Fcabinet%2Fimg0_mil0%2Foht_7%2Fremval_38%2Fjif9kbtro6ldc2p3.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=picttext "[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]")
あとは，気になるサービスとして，歯医者さんがアプリを通じて歯磨きの仕方をサポートしてくれるという「Curline」というサービスも出ています．歯医者さんに行く時だけでなく，いつも見てくれている感じで，歯磨き頑張れそうです．
IoT関連商品も充実してきていますね．
ランニングコスト等
あとは，選ぶ場合に気になるのは，ランニングコストかなと思います．特に普通の歯ブラシと違うところは，買い替えが，ブラシの部分だけ変えることになるんですね．これも，選ぶ機種によって１本￥150～1000ぐらいまで幅があるのと，何本かセットで買わないといけなかったりする場合もあるようなので，注意です．
自分自身で使うだけでしたら，大体簡単に計算できるかと思うのですが，ご家族で一緒に使って，ブラシ部分だけ変えるとかって使い方をする場合は，また事情が変わってくるかと思いますので，リーズナブルな選び方をされるとよいです．
余談
機能や付属ブラシ
ここからは，余談なんですけども．．．いろいろ機能がついていたり，付属ブラシの種類が７種類もあったりってことで，選べるものが出ています．機能については，つけばつくほど基本的には割高になります．一度機能の一覧などご覧になって，ご自身に必要だと思われれば，それを選ぶのもいいかなと思います．それと，付属ブラシについてですが７本ついていても，全種類使うわけではないので，自分の歯がそれを選ぶほどの状態なのかを見極めたうえで，適切なもの（たとえばブラシのかたさなど）が他の機種では選べないのか？と問い直してみるのもいいと思います．実際，替えブラシで対応できるなら，替えブラシだけ選んでいけば，本体は安いものでもよいなどの選択もあると思いますので．
歯磨き粉は必要か？
それぞれのメーカーはほとんど「要らない」と言っています．歯医者さんも「歯磨き粉をつけると口がそれを嫌がってある程度長い時間磨けない」ってことを指摘していました．せっかく電動歯ブラシで磨くなら，磨き残しがないように，丁寧に磨きたいですね．手磨きよりはかなり，楽になるので，短い時間で済ませ過ぎず，しっかり磨きましょう．
パナソニック：歯磨き剤なしでも歯垢は十分に落とせますが、ご使用いただく場合は電動ハブラシ用の歯磨き剤をおすすめします。
フィリップス：ソニッケアーは音波水流によって磨くため、歯磨き粉なしでも使用できます。使用する際も米粒程度で結構です。
ブラウン：通常の歯磨き粉を使用すると研磨剤により、歯が削れてしまったり、口の中が泡だらけになることもあるので、ジェルタイプのものをおすすめしています。
オムロン：研磨剤が入っていない一般的な歯みがき粉を少量つけて下さい。ヤニ取り用・美白用などの歯みがき粉は、研磨剤により歯を研磨する作用が大きいといわれています。歯や歯肉を傷める原因になりますので、おすすめできません。
以上，電動歯ブラシについてでした．その他，本サイトでは色々なモノを紹介しております．
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