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梅雨時洗濯のすすめ

梅雨時の洗濯は結構ゆううつですよね.特に,中々表に干せないから,嫌な匂いも発生しがち.そこで,この記事では,梅雨のじめじめした時期に,いかに嫌な匂いを抑えつつ,快適な洗濯物ライフを送れるかということを考え,具体的に最善案を提案していきます.その他,ライフハック系はこちら

嫌な匂いの原因

部屋干しのニオイは、洗濯で落としきれなかったたんぱく質や皮脂などの汚れが酸化したり、雑菌が繁殖することが原因です。梅雨時や室内のように湿度が高い時・場所では、洗濯物の乾燥に時間がかかるため酸化や繁殖が進み、臭いを発してしまうのです。

梅雨時期の洗濯、部屋干しが臭う! ~簡単8つの臭い対策~ | 女を楽しくするニュースサイト「ウーマンライフ WEB 版」

 更に,先日テレビ番組「マツコの知らない世界」でしたか.細菌の出す老廃物が匂いの直接的な原因であることが,専門家から言われていましたね.私達一般人にとっては目に見える訳ではないので,雑菌が匂いの原因だということで,理解していればいいのかなと思います.

 上記サイトでは,匂いが発生する原因行動として,以下のようなことをまとめてくれています.

□ランドリーボックスを使わず、汚れた服を洗濯機の中に入れている
□洗濯機の容量以上の分量の洗濯物を一度に洗っている
□洗剤を規定量以上に入れている
□洗濯後すぐには干さず、洗濯機に入れっぱなしにしている
□部屋干しの時、洗濯物をギューギューに詰めて干している
□雨に濡れて取り込んだ洗濯物をそのまま部屋干ししている
□部屋干しをする際、換気をしていない
□洗濯機を使っていない時、蓋を閉めっぱなしにしている。

同上

 これらは要するに,雑菌が繁殖しやすい環境にすると良くないということですよね.梅雨のジメジメした時期に匂いを特に感じることを考えると,洗濯の過程でジメジメしているような状態を保つと良くないんだなということも,何となくわかりますね.

 さて,原因が分かったら,問題はそれを取り除くっていうことなんですが,日光に当てるのが一番.なのは分かっているけど,それができないから困っているジメジメ時期の私達には,何ができるでしょうか?

洗濯することで原因は取れるのか

 結論から言って,普通に洗濯をするだけでは匂いが取れないことを私達は経験から知っています.?洗濯しても雑菌は死なないの?という疑問があると思います.洗剤のなかには,除菌効果をうたっているものもあるのに,洗濯してもダメ?というところで,上に書いたマツコの知らない世界の専門家の説明が思い出されます「ニオイのもとは雑菌の出した老廃物だ」ということ.

 水の中でいくら洗剤と一緒にかき回しても,老廃物が消えることはないんですね.それに,もともと生き物じゃないので,生きているか死んでいるかは匂いに関係ないわけです.

 さて,じゃあどうしようか?色々と提案されているので,そこをまずは見ていきましょうか.

原因を除去する方法(最善案は?)

1. 汚れた服は、籐やメッシュ素材など通気性の良いランドリーボックスに入れる。
2. 洗濯物をためこまず毎日洗う。
3. 洗濯洗剤は使用方法に定められた量を守る。
4 .洗濯機の容量を守る。
5. 洗濯が終了したらすぐに干す。
6. 洗濯物は重ならないように干す。
7. 部屋干しする時はしっかり換気をする。
8. 洗濯機をキレイにする。

同上

ポイント① 60℃を超える温度で徹底除菌!
ポイント② 酸素系漂白剤の有効活用!

ガッテン

洗濯物は詰め込まない
抗菌タイプの洗剤・柔軟剤を使う
洗濯後はすぐに干す
エアコンの除湿機能を使う
重なり合わないように干す
干し方を工夫する

【梅雨時の部屋干し対策】生乾き臭を防ぐ洗濯のコツ

 いいですね.これらの方法は,どれもが効果があるものです.しかし!面倒くさい!とにかくさっと効果があるものはないの?と思いますよね.そこで,最善案をこちらで紹介します.

1.酸素系漂白剤の活用

 まず,解決策として「酸素系漂白剤」一択であること.その他の対策は,効果があるようでないし,なんだかいろいろ手間が増えて面倒くさい!例えば,お風呂場のタオル一枚であれば,60℃のお湯に入れるとか,電子レンジで加熱するとかの方法がありますが,それは一枚だからできる話であって,何枚もの家族の衣類を扱うのには向いていません.間違いなく効果があるのは,日頃から酸素系漂白剤を使って洗うことです.

2.匂いが出がちなものに集中する!

 ただし,既に匂いが出てしまっているものについては,特に注意が必要です.なぜなら,既に匂いの原因物質がそこについているので,他のものを一緒に洗うと他のものにまで匂いが移ってしまうからです.それに,既に匂いがきつくなっている衣類は,一度や二度薄い酸素系漂白剤を使っただけでは匂いが落ちないことがあります.かといって,その都度買い換えるなんてありえない選択ですね.そこで「匂いが出がちなもの」「既に匂いが出ているもの」に集中して,「濃いめの酸素系漂白剤に浸け込む」という対策を一番初めにやりましょう.
 大体が下の図のような説明が裏に書いてあります.このなかで「つけおきで」とあるように長い時間浸け込む場合の使い方が書いてあります.個人的には,これよりも薄めで使っても効果があるように思います.生地を傷めず長持ちさせるという意味では,効果がある範囲で薄めの濃さを覚えていくといいと思います.

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酸素系漂白剤ラベル

 さて,この浸け込みをして,ニオイのもとになっている洗濯物を徹底的に潰していくと,他の衣類に匂いが移ることがなくていいですよ.また,それができたら,上に書いたように毎日の洗濯でちょっとずつ薄くしたもので使っていくというのが良いです.
 ちょうど上のラベルにも写っていますが,「毎日のお洗たくに」となっているところの濃さで使います.こちらの場合は,本当に簡単で,洗剤と一緒に入れるだけでOKです.短時間モードでも十分効果があります.あとは,柔軟剤なども併用してあげると,なお良いですね.ただし,柔軟剤の中には最近問題になっているマイクロプラスチックで匂いをつけるタイプのものもあるので,気をつけましょう.

洗濯物を選ぶが,問題もそこにある

 このように,酸素系漂白剤が最善の答えです.というと,「衣類を傷めない?」と思われる方もいると思います.実際,素材によっては傷めることになりますので気をつけてください.

 ただし,酸素系漂白剤で傷むような素材のものは本当に匂いを発しているか?確認してみてください.雑菌の発生源を考えると,匂いが出がちなのは肌に触れているものから確率が高くなってくるのでは?つまり

肌着・下着 > Tシャツ・Yシャツ・ブラウス等 > アウター・ドレスシャツ等

 というように,匂いの原因は並べられるのではないかと思うんですね.そうすると,酸素系漂白剤で真っ先に対策すべき衣類は肌着・下着なのではないでしょうか?そして,アウターやらドレスシャツが原因とか臭くなってしまっているのだとしたら…

クリーニングに出しましょう!(笑)

ということで,皆さんの快適な梅雨洗濯ライフをお祈りしております.

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